これがラスト・パフォーマンス!

お待たせしました。5月10日、展覧会最終日に行われたO JUNさんと國宗さんによるパフォーマンスの模様をお伝えします。

この日のパフォーマンスは、同日府中市美術館で行われたO JUNさんのパフォーマンスから始まっていたのです。

パフォーマンス直後美術館に突如現われ、遠くからO JUNさんを眺める全身タイツ・國宗浩之。しかし、彼はここでは何もせず静かに去る…。

O JUNさんを含め、多くの人がLOOP HOLEに移動し、談笑しながら、パフォーマンスが始まるのを待っていると、そこに…


國宗浩之、登場!
そうです、彼は、雨が降りしきる中、美術館から歩いてやってきたのです。
そして、この瞬間、「最後の闘争」のゴングが鳴ったのです。

まずO JUNさんが取り出したのは、薄い鉛板。


その鉛板でもって國宗浩之の腕を巻きつけます。


そして、次に取り出したるは、バーナー!
國宗浩之と一体化した鉛棒の先を熱し、みるみる溶けていく。


そして、次の瞬間、まさに「鉛筆」化した國宗浩之の腕をO JUNさんは持ち上げ、壁に向かって一気に振りかざすっ!




O JUNさんと國宗浩之の全身を使った、渾身のドローイング。

パフォーマンスはあっという間に終わりましたが、二人の迫力のドローイングは壁だけじゃなく、観客の皆様の心にも刻まれたことでしょう。

こうして、2か月にわたる公開制作+展覧会「大人しくなさい。果実食器船國宗浩之たち」も無事に幕を閉じました。
雨の中、パフォーマンスを観に来て下さった皆様、そして会期中ギャラリーに足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
O JUNさん、岡野さん、國宗さん、新関さん、お疲れ様でした。

そして、このO JUNさんのバトンを受け取るのは、予備校時代、教壇に立つO JUNさんの薫陶を受けた、LOOP HOLEオーナー、木村俊幸です。

木村俊幸個展「家族計画」は、5月31日(土)よりスタートします。

どうぞよろしくお願い致します。




10日 OJUN 公開制作終了!!

10日のクロージングパーティの模様の詳細はこれから展示を終えた
余韻としてブログにアップしますので御来場の皆様、また来場できずに
いた皆様も愉しみにお待ちください。

とにかく、まず府中市美術館
のトークショーとライブパフォーマンスに至っては前代未聞の来場数!
トークショーの会場ホールは人が溢れてしまい、見逃してしまったお客も
出てしまう事態に見舞われました。きっと当の本人も肌で視線をビシバシ
と感じ、さすがの巨体もよろけてしまうのではないか?と思ったかも知れ
ません、しかし、それはOJUNという名の気のいいモンスター、内部から
メキメキと立ち現れ、観客を投げ出してしまうばかりの大きなフリを
客席に投げかけ、はたまたパフォーマンスでは、あの30キロはあるだろう
鉛の被り物を再び被っての語りドローイングが披露!作家の描くという
意識がどのあたりから蓄積され解き放たれているのか?その疑問に答え
るが如くのトークドローイング。。。しかも鉛頭。僕のアングルからだと
50年代に量産されたパルプ映画のモンスターの如く巨体をズッシリと
支え、描こうとする指はグワっと開かれ目もなければ口もない、ゴーレム
のようなものに見えました。一番怖いのは、そのまま重量に耐え兼ねて
巨体ごとのけぞって倒れるのではないかという不安でした。
ドイツで過ごした経験のあるOJUN先生がドイツ表現主義のモンスター
のように倒れこんできたら僕も本望かもしれませんが、まるでそれは
眼鏡のない飛び出す3D映像のような感覚を残して終わりました。
観客は少なくとも100人は超えていました。まるで無意識の虚実を問う
怪物先生が腰に手をあてて、老若男女問わず集めた夜間学校の生徒に
〜現実とは何かを語ってる節〜すら感じました。内容はもちろん説教でも
説法でもなく、小学校の隣の席の〜友人が描いた零戦が上手く描けていた
とか、母のために描いた花の塗り絵が母にこっぴどく叱られ、父に
どつかれたというトラウマに似たものなどが御題です。だからこちらは
笑うとも泣くともいえない感情に揺さぶられながら、モンスター先生
の描く姿を見つめ、右脳に筆記する。(これは黒板ではなかったか?)
 脳の歯ごたえ、ニューロンの悶えと言うべきか? 不思議なのは
この姿を見て僕は何かに描かれたようなそんな気配を感じたこと。
 人生は死ぬ瞬間まで人生とするなら、この無意識にも似た夜間学校
に通いつめようときっと、誰かが入学届を出したに違いない。。。。
そんなパフォーマンスです。さて、この夜間生徒の何分の一がLOOPHOLE
国際通り〜人生浪花節〜みたいな場所に現れました。当然溢れかえり
雨にも関わらず、皆でラストパフォーマンスを目撃しました。
〜〜その詳細は次回!!ゆっくりアップされますので〜皆様 写真含め
お楽しみに!! では。

5/8の岡野君

5/8、岡野さんがやって来ました。
何があったのか知りませんがloopholeの隣家辺りで事故だか事件だか何だかがあり消防車や救急車、お巡りさんとかが来てました。そんなちょっとした喧噪の中、自転車に乗って現れた岡野さんです。
そして来た早々、作品制作に没頭です。



いつもと違う手法で制作してます。これが切っ掛けで新たな「何か」が生まれるとloopholeとしても嬉しいものです。

           そして出来上がったのがこの作品
              

これまでの作品と違います。後ろのライトと合わさるとムーディーな雰囲気に。

5/10はいよいよ最終日です。

     『大人しくなさい 果実食器 國宗浩之たち』vs『OJUN』

は最後に何を見せてくれるのでしょうか…

5/8の展示風景

展示期間中に制作を始めた 新関さん の油絵が完成致しました拍手
         

この日は 國宗さん も来まして、外から中を見つつ構想をフルに練っていました。そして営業時間も過ぎ、勤務時間も過ぎたというのもあり 國宗さん が集中出来る様にという計らいも兼ねて先に帰宅させて頂きました。次の日来たらどうなっているのか楽しみだなぁと思いつつ……そしてシャッターを開けて飛び込んで来た光景は



                      

       

…………最高です。グッときます。因にこの顔、足は國宗さん自らが型を取って石膏で作った物でして、言わば國宗さんそのものなのですよ。
國宗さんの足は「犬神家の一族」の名シーンの様になり、國宗さんの顔は果実に埋もれ一体化してます。中世の暴君の食卓のようだ。
よ〜く観察すると、國宗さんは結構端正な顔してますね。

足の所には何と船のプラモが乗っているのですよ

実はコレ、実際に國宗さんのお祖父様が乗っていた戦艦なんです。撃沈された時、水泳をやっていたというお祖父様は岸まで泳いだとか。
そんな思いが入ってるからなのか、深夜に割と大きな地震があったにも関わらずどれも倒れてなかったのが神秘的です。接着している訳でもなく、ただ乗せているだけなのに転倒していないとは驚きですよ。

OJUNメール

>昨日、油彩静物『果実食器船國宗』を終え筆を置く。辺りを片付けモティフ台の上に食器と船を配置した。2日前に國宗君が久しぶりにて来ていろいろと持ち込んだ。しばらく姿が見えなかったので皆心配していたが、こういうことを考えたり作っていたのか。彼が見た夢、“首を舐められる男”が乗っていた赤い船にハッとさせられる。丸く開けられたハッチの窓からその映像がチラチラとせわしなく映っている。
新関君の静物画もそろそろ終わり近くか?先日ギャラリーで一緒に描いていた時に“もっと影を描かないと…”と言っていたが、その影も実体のリンゴも真っ平らに熨されている。絵はかくあるべしのお手本のような作品だ。
國宗君、新関君、岡野君、この人たちの表現はそれぞれに素晴らしい。その理由はそれぞれの資質がどこか不透明に結実していて、それ故に世界を、どこかなにかを欠損させたまま実現させているのでその容姿が際どく徴され胸を打つ。透明な果実などあるもんか!
吉崎さんが来てくれたので制作の終わりを告げ近くのタイレストランで昼食。その後一緒に遊工房に展示を観に行く。そういえば前日に遊工房の村田ご夫妻とドイツ人アーティストのカトリンが来てくれた。そのお返し?訪問のようなカタチに。あ、谷山安部ご夫妻も来てくれた。建築家の安部良氏はとても饒舌で愉快な方。“妙なもの”へのソナーの感度は抜群。新関君の絵を丁寧に見ていただいた。
遊工房で栗山さん、小林史子さんの個展を観る。帰宅。前日に届いた木枠を組み立てる。100号7本。秋の台北での個展の絵。6月末までにコレ全部を描き上げなくてはならない。無理。
夕方、木村さんからメールと写真が届く。佐藤万絵子さんが花を携えて来ていただいてます!と。ご本人に電話で感謝を申し上げる。写メールの万絵子さんが胸に抱えている花は青と橙に見える。後ろのぼくの絵にどこか色合いが似ている。夜再び木村さんからメール。佐藤さんはループホールの公開制作のブログでぼくの途中の絵を見て、それに合わせ花を選んでくださったという。万絵子さんの制作をされる時の土蜘蛛のような美しい容姿が目に浮かび、胸が一杯になる。
夜半、地震ある。
calendar
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< May 2008 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
links
profile
search this site.
others
mobile
powered